日本初の学生コミュニティの設立から現在までのおはなし
こんにちは!雪兎です!
現在北海道の大学院に通っており、情報科学を専攻しています。
私は、「JAWS-SG」というコミュニティを立ち上げ、そのコミュニティの中でコアメンバーとして現在活動しています!
今回のブログでは、その経験の中で自分が感じたことや、JAWS-SGのより詳細なことについてお伝えしたいと思います!
それを通じて、JAWS-SGのことをもっと多くの方に知って頂けたらいいなぁと思っています!!
ブログを書くのは初なので、読みづらいところがたくさんあると思いますが、一生懸命書くので最後まで読んでいただけたら嬉しいです。笑
そもそもJAWS-SGってなぁに?
JAWS-SGは、日本のAWSユーザーグループの学生支部のことです。
日本のAWSユーザーグループは、JAWS-UG(AWS Users Group – Japan)と呼ばれており、日本全国に50を超える多くの支部があります。
JAWS-UGは、AWS (Amazon Web Services) が提供するクラウドコンピューティングを利用する人々の集まり(コミュニティ)で、一人ではできない学びや交流を目的としてボランティアによる勉強会の開催や交流イベントなどを行なっています。
そのような目的のもとに、Student Group、通称SGがJAWS-UGの1支部としてあり、勉強会などの開催やSlackを活用したオンラインでのコミュニティ活動を行なっています。
特徴として、参加対象を全国の「学生」と限定していて、AWSに興味のある学生(高校生以上)なら誰でも参加することができます。
学生だけのコミュニティであるからこそ、質問できたり、教えあったりすることが気軽にできる場にすることがSGのコンセプトです。
また、JAWS-SGは、「日本で初」の学生のためのAWSユーザーグループです。
世界的に見ると、韓国にのみ学生ユーザグループがあり、非常に活発に活動されています。
現在は、函館、東京、兵庫、高知、福岡などの全国各地にある支部で構成されていて、基本的に普段の勉強会は支部単位で行っています。
SG全体の活動としては、年に数回イベントを開催したり、JAWS DAYSなどのJAWS全体のイベントにSGとして参加したりすることを予定しています。
JAWS-SGのより詳しい情報は、以下のSGの紹介サイトに書いてありますので、興味がある方はぜひ見てください!
ちなみに、SGのロゴは、サメちゃんが角帽をつけています!(可愛い
JAWS-SG設立のきっかけ
冒頭にも少し書きましたが、SGの立ち上げには私も大きく関わり、現在コアメンバーとして活動しています。
SG設立のきっかけを全部話すと、かなり長くなってしまうので、要約して話したいと思います。(それでも長くなってしまいましたが笑
いちばん最初のきっかけは、昨年冬に行われたJAWS-UG 函館支部の勉強会後の懇親会で、私が「学生だけのコミュニティを作りたいです!」とAWS Community Program Managerの方に言ったのがきっかけだったと思います。
当時私はAlexaスキルの開発をしていて、その中で初めてAWSを使いました。
具体的にはLambdaという、近年話題のサーバーレスの中核となるサービスを使い、インフラの開発知識や経験がない自分でも簡単に構築できることに感動しました。
そのことがきっかけで、AWS全体に興味がわき、もっと勉強したいと思うようになり、函館のUGの勉強会に参加しました。
JAWSの勉強会に参加した際に、AWSの方のLTでJAWSの歴史やコミュニティで大切にしていることを聞いたり、実際にJAWSの勉強会に参加しその雰囲気を感じたりして、JAWSというコミュニティ自体にも面白さを感じるようになりました。
普通の技術系のコミュニティと違って、ユーザが主体となってイベントの企画やコミュニティを回している点が非常に面白いと感じました。
まとめると、コミュニティまで作りたいと思ったのは、以下の2つの理由が大きいです。
自分の周りに一緒に勉強する仲間がもっといれば、より早いスピードでスキルを高めることができると思いました。
そして、この私が感じていることは、AWSを勉強している他の多くの学生も感じているはずだ!という考えのもと、コミュニティを作りたいと思うようになりました。
設立〜現在までの活動
概要を以下にざっとまとめました。
SGがコミュニティとして正式に設立したのは、去年の9月下旬あたりと結構最近です。
2019年
- 3月:JAWSDAYSで学生メンバーが集結
- 4~6月:オンラインミーティングを重ねて、コミュニティの方針を決定
- 9月:正式にSGとして設立(connpassページの公開)
- 10月:第1回イベントの開催
2020年
- 4月:昨年度の活動振り返りと新年度の方針の決定
各出来事の詳細についてです。
JAWSDAYSで学生メンバーが集結(2019年3月)
先ほどのAWS Community Program Managerの方の紹介のもと、JAWS-UGに所属している学生メンバーと初めて会ったのがJAWSDAYSです。
そこで会ったメンバーは、JAWS-UGのイベントにたくさん参加している方ばかりで、AWSに関する知識も経験も自分より豊富でした。
そのようなメンバーとこれから活動できるのかと思うと楽しみに思うと同時に、私も運営メンバーとしてやる以上頑張らなくては!と思いました。
あとは、みんな気さくで話やすい子ばかりで安心したのを覚えています笑
その他では、DAYSで韓国の学生ユーザグループの子たちと交流して、今後の参考となるお話を聞けたのも良い経験でした。
オンラインミーティングを重ねてコミュニティの方向性を決定(4〜6月)
DAYSで顔合わせをしていたので、SGの方向性を決めるオンラインミーティングでは、最初からみんなで活発に議論することができました。
しかし、ここでなかなか意見がまとまらないという問題がおきました...
理由は、日本では初ということもあり学生コミュニティとしての在り方を考えることが難しかったのと、各メンバーが大学で学んでいることやこれまで経験してきたことなどの違いから様々な意見がでたからです。
正式にSGとして設立(9月)
JAWSの他の支部の方やAWSの方からのアドバイスも頂きながら、最終的には全メンバーが共感できるコミュニティの方向性を決め、設立することができました。(ご支援してくださったみなさまに感謝です。
第1回イベントの開催(10月)
記念すべきSGの第1回イベントは函館支部で開催し、Alexaスキルのハンズオンを行い、成功という形で終えることができました!
このイベントでは、Alexa道場の講師を務めるアレクサビジネス本部デベロッパーエバンジェリストの畠中さんがオンライン講義をしてくださりました!!(すごい!
このイベントについては、また別でブログを書きたいと思います。(なるべく早めに書きたい...
SGのこれから
SGは、昨年9月に本格的に活動スタートしたこともあり、まだまだ成長中のコミュニティです。
昨年度の成果は、何よりコミュニティを設立でき、第1回イベントを開催できたことにあると思います。
今年度は、昨年度のコミュニティ活動を通して得た知見や、明らかとなった課題をもとに、SGとしてのコミュニティの在り方を少しずつ確立していきたいと思います。
あとは、学生コミュニティならではの面白いイベントも企画していきたいですね〜!
さいごに
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事を読んで少しでも興味持った方は、ぜひSGで一緒に活動&勉強しましょう(^_^)
参加についてや聞きたいことなどあれば、私の方までメッセージください!